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かぐや姫、桃太郎、一寸法師…日本の昔話では子供を授かることなく年老いてしまった夫婦のもとにやってきたミラクルベイビーが主人公になっているお話がたくさんあります。
現代では、結婚後1年して妊娠に至らなければ不妊症であると定義されています。
最近の女性は皆若々しく、一見して実年齢がわかりませんが実年齢とともに妊娠の可能性は確実に低下していきます。桃が流れてくるのを待つだけでなく、自ら一歩を踏み出しましょう。↑こちらからwebでご覧いただけます。
※閲覧には受診時にお渡しするパスワードが必要です。
初診時は通常よりお時間がかかります。
午前中に受診していただくことをお勧めします。
また、不妊治療で初めて受診される方は平日12時または12時半からの予約枠をご利用いただけます。
その時間帯に受診が難しい場合は、ご予約なしで受診していただいてももちろん構いません。
ご予約は平日の診察時間内にお電話(052-551-1595)にて承ります。
待ち時間も少なく、しっかりご相談いただけますのでぜひご利用ください。検査
不妊原因を明らかにするために、まずは基本的な検査を行います。
各検査は、月経周期の適切な時期に行います。
なお、女性だけでなく、男性も検査を受けることが大切です。-
超音波エコー
子宮や卵巣の状態をみたり、卵胞の発育を計測します。
ホルモン検査
妊娠に必要なホルモンを採血して調べます。
子宮卵管造影検査
卵管の疎通性、形、走行や子宮の大きさ、内腔の形、子宮頚管の状態をレントゲン造影検査によって調べます。検査の時期は月経の出血が完全に止まってから排卵前までの間です。(要予約)
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フーナーテスト
排卵当日の朝性交を行い、膣内・子宮頚管内に運動精子がいるかどうかを調べる検査です。相性をみる検査ともいえます。
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精液検査
精子の数だけでなく、精子濃度・運動率・正形態率なども調べます。
ホルモン検査
精子形成に必要なホルモンを採血して調べます。
人工授精
精子を洗浄濃縮処理後直接子宮膣内に注入する方法です。1回の妊娠確率は7~8%で、6回までの治療で30%の人が妊娠に至ります。しかし6回以上施行しても妊娠しない場合、妊娠確率は上がりません。
精子数・運動率が低い場合、フーナーテストが不良の場合はトライするとよいですが、効果のない場合はさらにステップアップも必要です。過排卵刺激法
排卵障害は内服薬だけでなく、遺伝子組み換えFSHによる自己注射の治療も効果を上げています。
特に若年性の排卵障害の方では、すぐに体外受精ではなくても高い妊娠率が得られます。体外受精
長期間に渡って治療を受けてもどうしても妊娠できない場合、最先端の治療法として体外受精・胚移植法があります。まずは体外受精勉強会に参加していただき、その後方法の相談をしていきます。採卵・胚移植は本院の成田産婦人科で行い、その前後のサポートは当院で行うことができます。
→成田産婦人科 体外受精について〜体外受精の流れ〜採卵・胚移植は本院の成田産婦人科で行い、その前後のサポートは当院で行うことができます。
患者の皆様、一人一人に寄り添った治療を心掛けています。難治性不妊の場合
基本的な検査で原因が認められない場合は、精密検査を行う場合もあります。
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・腹腔鏡検査と腹腔鏡下手術
・子宮鏡
・卵管鏡下卵管形成術
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・精巣精子回収法(TESE)
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